Picture Book

絵本「おばあちゃんの赤い椅子」

「ぼく」の部屋にはおばあちゃんからもらった赤い椅子がある。
みんなで座る時は長くなったり、車や飛行機みたいにいろんなところに連れて行ってくれたり、
ぼくが疲れて寝てしまったらふわふわのベッドになったりする、それはとっても不思議な椅子。
優しくって楽しくてすっごく気持ちがいいけれど、ぼくが悪い子な時は座らせてくれないきびしいところもある、
まるでおばあちゃんそのものなんだ。
ある日、とおくの病院にいるおばあちゃんの具合が悪いという。
ぼくはおばあちゃんに会いたくて、椅子に乗って星空みたいな夜の町を病院まで飛んで行ったんだ。
そこでおばあ ちゃんとぼくが見たのは、ぼくが生まれた時からの 2 人の思い出だった…。
心がほっこり、また少し切ない、大切な人に会いたくなるお話です。

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魔法の赤い椅子。
虹で遊んだり、雲で遊んだり。

天の川で星を集めるのがお気に入りだった。

おばあちゃんが心配で、椅子に頼んで夜の街を
おばあちゃんの病院まで飛んでいったんだ。

その夜、ぼくとおばあちゃんは泣きながら眠った。